会長あいさつ Print E-mail

ご挨拶

1996年に発足したものの、返還前の社会事情激動を背景に香港で働く日本女性が激減したためやむなく活動を停止していたYN 会(やまとなでしこ会)を再出発させることになったことは、誠に喜ばしい限りです。これもまた時代を反映して香港で働く日本女性の増加が顕著にみられ、その活躍ぶりが各分野でめざましいことが背景にあるからでしょう。

前身のYN 会の記録を紐解くと、3年という短期間の間に37回の活動をしておりました。チャリティーイベント、ローカルで働く女性との交流、勉強会、施設への訪問など、さまざまな活動がございました。97年という香港における歴史の転換期に、会員40数名、うち発起人、幹事が数名というメンバー構成で、内容の異なった彩りある活動をここまで実現してきたのかと思うと、感慨深いものがございます。当時の会員の方は幹事を含め8割が帰国、もしくは香港以外の海外で活躍しておられ、数名の方とは今でも交流がございます。

振り返りますと、37回のミーティングは多彩で、なかでも時の人である香港行政長官C.H. Tung(董建華)氏夫人Mrs. Betty Tungに、返還初の香港ファーストレディーとしての役割、それまではビジネスマン夫人だった彼女に心境を語って頂く機会がございましたが、その当日、日本人倶楽部に気軽にお越し頂き事務局長を驚かせたのも楽しい思い出です。

改めて記録を見直してみても、各会員が本業の傍ら、よくここまで多彩なことを企画したと感心するばかりです。そして今でも、当時交流のあった方々が現在も第一線で活躍されていることに深い感銘を受け、ローカルとの交流を続けていくことに依然として深い意義を感じます。

新生YN会も更なる発展で自らを磨き、香港のため日本社会のため、果ては国際社会のために貢献できることを願ってやみません。一人では出来ないことも、皆で力を合わせれば出来ることがたくさんあります。当時と比べて比較にならないほど飛躍的に発達した香港で、新生YN会は大筋として変化なく、日本女性としていかに凛と美しく生きていくかを考えながら、弛まぬ努力を惜しまず活動していきたいと考えております。主婦の方も含め、テーマによっては男性の方も志を共有して頂く方であれば、どなたにでも参加して頂ける会になればと思っております。

発起人・会長 若井節子